秋の季節に子供とお出かけしたよ



毎年9月か10月頃に五郎島金時の農家と地元のテレビ局が協賛して五郎島金時を掘るという企画があり、それに応募した一般人が芋を掘るというもの。

石川県の河北郡にある五郎島の砂は海の砂みたいにさらさらと柔らかいため、芋がすくすくと育ちやすく、甘いと評判の加賀野菜の一つ。その芋のおいしさを知っている私たちはこれで3回か4回ほどこの芋ほりに参加しています。

 芋を苗から育てるわけではなく、収穫時だけ株買いをして掘らせてもらうというもの。

 株買いということで、たくさん芋がなっていたり、芋が小さかったり大きかったりなどの当たり外れがあるのは仕方のないことだけど、そんなことあまり気にせず、収穫する充実感という楽しさで、参加しています。

 子供達も保育園や学校などで作物を作り、お世話して収穫をしているし、毎年収穫しているだけあって作業の仕方が分かっていて、とても頼もしい娘たちです。

 この日はとても天気がよく、私たちは10株購入ということで、10株分掘り出すのに30分ほどかかったかな?

 掘り方を娘たちに説明している間にばぁばはさっさと掘り始め、娘2号が「芋見つけた?」と嬉しそうに話しているところで、娘1号は一生懸命芋を掘るしぐさが、両足の間から犬のように掘るため、隣の株を掘り起こしている人に砂がかかるというアクシデントが起こるも、芋を見つけるやいなや、嬉しそうに「ほらぁー」と芋を抜こうとするけど、砂に埋もれているため抜けません。

「周りの砂もどかしてからぬくんだよ」と教えると、頑張って砂をどかしていました。

 そのうち、大体の芋を掘り起こしてから袋に入れる作業は手慣れたもので、順番に娘たちが入れてくれていました。

 株買いなので、ツルや葉っぱも持ち帰ってお吸い物やおひたしにする方もいます。なので、芋だけではなくいろいろな料理の材料として参加されている方もいるようです。